sakuma51’s blog

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成田氏からの11月9日付メール その3

これはハイブリッド車の方が、実はEV(電気自動車)より遥かにエコだという報告です。2021年に発表されたスウェーデンの大手自動車メーカーであるボルボの報告を元にした解説です。 先日、「NEX工業」の記事を引用して、EVは本当に環境に優しいのか、という報告をお伝えしました。ガソリン車と比べて、EVの方がCO2をより多く排出しているという2019年のマツダ工学院大学の研究報告でした。単に走行時のCO2排出量を比較するだけでなく、車の製造時や廃棄時のCO2排出量も計算に入れなくては公平な比較になりません。日本のガソリン車は海外の車と比較して、かなり環境に優しい(CO2排出が少ない。それだけ厳しい環境基準を守っている)ので、EVと比べてもガソリン車の方がCO2の排出が少ないのです。しかし、それはガソリン車との比較です。 日本が(トヨタが)世界に誇る世界最高水準のハイブリッド車では、ガソリン車の4割しかCO2を排出しません。CO2排出量に関しては、日本のガソリン車でもEVと比べて良い勝負ですが、日本のハイブリッド車ではEVと比べ勝負にならないくらいCO2排出量が少ないのです。それなのに、どこかのアホな政治家は、EVに補助金まで付けて日本での販売を促進しています。そんなアホな政治家は、以下の報告をじっくり聞いて勉強して貰いたいものです。 CO2排出規制の観点から、2035年にはハイブリッド車を除外し、EVだけを承認しようとする欧米各国の政策は、ハイブリッド車では日本の自動車メーカーには勝てない欧米の自動車メーカー救済策なのです。環境のためというのは、日本の自動車メーカー排除のための口実にしか過ぎません。実際、欧米では今でも日本のハイブリッド車はバカ売れしていますからね。今、欧州ではウクライナ戦争のロシア制裁により、天然ガスが不足し、エネルギー価格は暴騰しています。生きていくために必要な冬の暖房さえ事欠く有様です。そんな状況の中で、高価なEVを人々が購入するのでしょうか。先日お送りしたEV先進国ノルウェーの実体を見れば、これからどうなるかは明らかだと思います。 (1984) 【電気自動車】ハイブリッド車が実はEVよりエコと言われる理由がヤバ過ぎた!【日本の凄いニュース】 - YouTube これからの自動車産業は電気自動車のテスラが世界をリードすると勘違いしている日本人は多い。しかし、本場米国でのユーザーの評価は、圧倒的に日本車なのです。ユーザーに喜ばれる車を提供し続ける日本の自動車産業は世界一だと思います。このような海外の評価を日本の政治家やマスコミは知るべきでしょう。そして、日本の自動車産業を守るための活動をもっともっとやって貰いたいものです。 (1984) 【衝撃】アメリカが「日本車と違いテスラはすぐ故障する」と証明!【日本の凄いニュース】 - YouTube 今まで不可能と言われていた水素エンジン自動車でもトヨタが世界の先頭を走っているというお話です。ちょっと前に、トヨタが米国での水素トラックの実証実験を成功させたという報道をお伝えしました。物資を運搬するトラックはEVでは実現不可能です。先ずは、この輸送分野での水素燃料電池車の実用化が進むと思われます。トヨタの活躍を心から応援したいです。 (1984) 【水素】トヨタの水素エンジン自動車に今さら世界が追従開始【日本の凄いニュース】 - YouTube トヨタがEV用にミッション車を開発したというお話です。オートマ車全盛の世の中になりましたが、ミッション車も無いわけではありません。以前、大きな荷物を運搬するためにレンタカーでトラックを借りましたが、それがミッション車でした。ギヤチェンジが必要な車に慣れるのに、少し時間が掛かりましたが、慣れれば問題なく運転できます。今回のトヨタのアプローチは、オートマではなくミッション車に憧れるマニア向けの対応です。流石、運転の楽しさを追求するトヨタらしいアプローチだと思いました。 (1984) 【なにそれ!?】トヨタがEV用のミッション車を開発!MT好きに超朗報!【日本の凄いニュース】 - YouTube 以上、成田

成田透氏のプロフィール
日本アイ・ビー・エム(株)に30年勤務。システムズ・エンジニア(SE)として、金融機関(都銀・長信銀)を担当。退職時は金融システム・ソリューション部長。
退職後はIBM関連会社の役員を歴任。最後は(株)エムティーアイで常務取締役ITセンター長。
数々の大規模システムの構築や大規模プロジェクトを成功裏に実施した。現在72歳。